活力朝礼
朝一番で、声を出す。体を動かす。心を合わせる。
当社では、「朝礼委員会」を設置し「活力朝礼」を実践しています。
活力朝礼とは
当社では毎朝、始業前に社員全員で「活力朝礼」を行っています。大きな声でのあいさつから始まりますが、“朝礼”の前に“活力”が付いていることからもわかるように、普通の朝礼とはちょっと異なるかもしれません。ラジオ体操で体をほぐしたあと、朝礼長が号令をかけ、「職場の教養」という小冊子をみんなで輪読します。この小冊子には職場や家庭でのさまざまなエピソードが掲載されており、自分自身と照らし合わせることによって人間力を高め、元気な社風を築くエッセンスがたくさんつまっています。
<活力朝礼の目的とは>
1.活力朝礼を導入し、社員を元気にする。
2.朝礼による新入社員教育。
3.「挨拶・笑顔・声掛け」ができる会社作り。
4.朝礼コンクール出場。
5.全体朝礼のレベルアップ。
「活力朝礼コンクール」への参加
当社では、毎年「活力朝礼コンクール 」に出場しています。
【受賞歴】
第1回 (2013年)大館地区予選敗退
第2回 (2013年)県大会 2位
第3回 (2013年)県大会 優勝
第4回 (2015年)県北大会 優勝
第5回 (2016年)県大会 優勝
第6回 (2017年)県大会 優勝
出場メンバーの意識が変わる瞬間
「活力朝礼コンクール」への参加を決めたときから、見よう見まねでメンバーの練習指導を担当しています。毎年、新しいメンバーで、1ヶ月間毎日30分間の練習をとおして、チームがひとつになっていくプロセスに触れ、私自身とてもすばらしい体験をさせてもらっています。
コンクールに向けた朝礼のスタイルは、声だけでなくアクションもきちんと大きく、全員で揃えて、息がぴったりと合っていることが重要になります。メンバーは、そんなダイナミックな表現をした経験はありませんから、最初はやはりみんなとまどったりします。
参加メンバー全員が、思いをひとつにしないと優勝できませんから、私はチームが一体になるように働きかけ、見守るようにしています。“別に優勝なんかしなくても…”と、一人でも思っていると、本当に優勝できないんです。そのためにはまず、練習を思いっきりしてもらいます。ありったけ大きい声を出してもらう。そういう時間を積み重ねていくと、…全員の意識が変わる瞬間があるんです。
「優勝したい人〜!」「はーい!!」
チームがそうなれたら、もう優勝は近いです。メンバー間で優勝への思いにバラツキがあった状態から、ひとり一人がみな同じ思いを持てるようになる。1ヶ月間という期間で、メンバー同士の絆が深まり、任命されたチームリーダーはぐんと成長します。私は、練習がクライマックスになるころにメンバーに問いかけるんです。「優勝したい人〜!」と。そうすると、全員が声を揃えて、「はーい!」と手を挙げる。私自身も、“よしっ”と心でガッツポーズをとる瞬間でもあります。